ビデオ各国の技術的解説(ビデオ変換は下記を全対応しています、世界ではPAL・SECAM・NTSCが一般的です
TV-Mode |
SECAM |
MESECAM |
N-PAL |
PAL |
M-PAL |
3.58 NTSC |
ライン周波数 |
15.625KHz |
15.734KHz |
走査線数 |
625本 |
525本 |
垂直同期周波数 |
50Hz |
60Hz |
色信号変調方式 |
FM変調 |
抑圧直角2相変調 |
色信号周波数 |
4.40625MHz/4.250MHz |
3.582056MHz |
4.433619MHz |
3.575611MHz |
3.579545MHz |
バースト信号 |
1DENT |
1H毎反転 |
位相固定 |
テープ速度 |
SP:33.35mm/S EP:11.12mm/S |
SP:23.39mm/S LP:11.7mm/S |
SP:23.39mm/S EP:11.7mm/S |
解 説 (日本のモードのみ解説をしております、日本は正式には3.58MHzNTSCを採用されています。)
◎日本は画面水平525本(H-Sync=15750Hz,V-Sync=60Hz,画面の上下で走査線が525本の走査線で画面を作っています)
テレビ画面は上から下まで525本で映しています、よくカラーテレビ、ビデオで解像度を表示していますが
解像度とは走査線1本の中にどれだけ細かく表示が出せるかを水平解像度、何本と表示しています。
◎毎秒1/30秒で画面が1枚(1/60秒で1/2画像を画面に映しています、故障すると横1本線になります)
人間の目の性質を利用して綺麗に画面が見えます。
『表示解説。1/30秒で1画面(30フレーム/秒)、1/60秒1/2画面(60フィールド/秒)』
◎色信号は3.578545MHz(テレビ放送では色情報を受け手テレビと同期を取って、これで皆さんのテレビでは色が正常に表示されます)
又、カラー信号は映像信号の中に搬送波として組み入れています(振幅が彩度、位相差が色相)
ちなみに、NHK本局がこの色基準信号(3.57MHz)が精度が一番高い、測定器を作られる方はこの信号を基準にする方も多いです。
◎日本では水平走査線の最初から20本前後の中に文字放送用の信号、各種放送局間の信号、コピーガード信号が挿入されています。
通常では画面上には見えませんが、故障した場合など(画面が上下縮んだ場合に画面上部黒い中で光って見える場合が有ります)
◎各国変換は一度画像メモリー上に乗せて読み出し、それを再度各国に変換をします。
日本とは走査線も可成り違い、デジタル変換をする以外は不可能でしたが製品の中で簡易型の変換器が内蔵したビデオも有りますが
やはり実用範囲(簡易型の為)の画像は得られません、やはり変換を依頼された方が得策かと思われます。
世界中の規格は様々な規格で日本とはかなり違いがあり、これらを変換作業が必要となって来ました。
ここで再生(海外のテープ可能なビデオデッキ)して出てきた信号をデジタル信号処理をするわけです。
各種海外の規格の再生画を一端デジタル信号に変換してメモりーボードに乗せその信号を読み出し日本(NTSC)に変換を
する作業が必要となるわけです。 この作業が当社では変換ダビングと表記をしています。